RAB投稿スクープ
働く人紹介
小山内 碧

魅力や熱量を自分の言葉で届ける

アナウンサーの仕事は「伝えること」です。また同時に「感じ取ること」でもあります。
ニュースや天気予報を読み上げるだけでなく、自ら現場に行って取材し、肌で感じた「伝えたい」ことを正確にわかりやすく共有する。そのために、取材させていただく方やモノに全力で向き合い、魅力や熱量を最大限に届けることを心がけています。
現在テレビでは「RABニュースレーダー」のキャスターを、ラジオでは「朝の民謡」を担当していますが、他にも、ナレーションやロケ、MC、中継、リポート、CM収録など様々な仕事に挑戦させていただいています。
アナウンサーは表に出る場面が多いと思われがちですが、その裏には企画考案やリサーチ、原稿作成や災害への備えなど、見えない仕事もたくさんあります。スタジオの中だけでは完結しない、その準備のひとつひとつにも丁寧に向き合い、県民の皆さんの生活に気づきや彩りを生み出すのが私たちの仕事です。
地域密着の放送局だからこそ、番組のひとコマが誰かの記憶に残る、そんな瞬間をつくれることが、この仕事の奥深さだと思います。
そして、番組は多くの人が関わりつくられています。最後にマイクを通して伝えるアナウンサーは、情報伝達のアンカーだという意識と責任感をもって日々お伝えしています!
 

地元・青森に恩返しを!

「青森で頑張っている人やモノにスポットライトを当てたい」 これは就職活動をしていた時、常に軸にしていた想いです。大学で4年間青森を離れたことで、より自分を育ててくれた青森の良さを発信し、地元を盛り上げたいという気持ちが強くなりました。
アナウンサーは主役ではなく、青森で色々な活動をされている方や、まだ知られていないモノの魅力に光を当てる存在だと思っています。取材や放送を通してそれらが広まっていくこと、声を届けられることが大きなやりがいであり財産だと感じます。様々な人の想いや価値観に触れ、自分の世界も広げることができる刺激的な仕事です。
そして視聴者やリスナーの皆様からいただくあたたかいメッセージや手紙は、何よりの励みです。多くの方に支えられている分、地元に貢献しもっと多くの人に青森を大好きになってもらいたいです。

最後に、就職活動をされている皆さんへ。
心が折れかける瞬間が何度もあるかと思います。私自身もそうでした。
でもそのたびに、自分が本当にしたいことを見つめ直していました。
背伸びせず、素直でまっすぐな熱い気持ちがある限り、その選択は間違っていないはずです!
等身大の自分で!応援しています。